WordPressのプラグイン「Contact Form 7」で自動送信メールを作成する際に、「安全でないメール設定が十分な防御策なく使われている」というエラーが表示されたときの対応方法を紹介します。
※エラー解消だけでなく、スパム対策として有効なので、ぜひ確認してみてください。
reCAPTCHAの導入が必要
Contact Form 7のエラー箇所から 公式サイト の説明を確認すると、どうやらスパム対策が不十分なため、最低限reCAPTCHAを導入する必要があるとのこと。
reCAPTCHAの導入
バージョン 5.1 以降の Contact Form 7 では Google reCAPTCHAのv3 APIを使用しているとのことなので、 公式サイト の手順に沿ってv3の登録を進めます。
※Contact Form 7の5.1以前のバージョンを使用している場合は、こちら にv2のAPIキーの取得方法が紹介されています。
Google reCAPTCHAにサイトを登録
1. Google reCAPTCHAの 管理コンソール へアクセス (Googleアカウントへのログインが必要です)
2. 必要事項を入力し、「送信」ボタンをクリック
・ラベル: 任意の名称を入力 ・reCAPTCHAタイプ: スコアベース(v3) ・ドメイン: サイトのドメインを入力 ・利用規約にチェック ※「GOOGLE CLOUD PLATFORM」は変更なし
3. 「サイトキー」と「シークレットキー」を取得
Contact Form 7 にreCAPTCHAのキーを設定
1. [WordPress の管理画面] 「お問い合わせ」 > 「インテグレーション」をクリック
2. reCAPTCHA > インテグレーションのセットアップ をクリック
3. reCAPTCHAの登録時に取得した「サイトキー」と「シークレットキー」を入力→「変更を保存」をクリック
これでコンタクトフォームのメール(2)のエラーが消えます。また、設定が完了するとサイトの右下にreCAPTHCAの「Privacy-Terms」が表示されます。
まとめ
「Contact Form 7」で自動送信メールを作成する際に、「安全でないメール設定が十分な防御策なく使われている」というエラーが表示されたときには、
- reCAPTCHAに登録する
- お問い合わせのインテグレーションをセットアップする
という方法でエラー解消ができます。スパム対策としても重要な設定なので、導入をおすすめします。
おまけ:「サイトキー」と「シークレットキー」の確認方法
Google reCAPTCHAでの「サイトキー」「シークレットキー」の確認方法も紹介しておきます。
1. Google reCAPTCHA にアクセス→「Admin Console」をクリック
2. サイト右上部の歯車マークをクリック
3. 「reCAPTCHAのキー」をクリック→キーが確認できます